味噌作りワークショップを開催しました

アンテナショップに隣接している廿日市市宮内市民センターで味噌作りワークショップを1月26日に開催しました。
当日は午前、午後の部で計25組の親子連れの方に参加していただきました。
小さな3歳くらいのお子様から小学校高学年のお子様まで、お母様と一緒に一生懸命大豆を潰したり、塩きり麹を作って混ぜたりされていました。
皆さんの手のいい菌が入って、材料は同じでも、各家庭の出来上がったお味噌の味は違うと思います。格別なお味噌の味になるのではないでしょうか。

この日に行った味噌づくりの工程をご紹介します。
材料: 麹1.0~1.2 Kg、乾燥大豆600g、塩300g  塩分濃度は12%です。    
これで約2~2.5Kgのお味噌ができます。
① 麹をボールに入れて、米一粒ずつがぱらぱらになるようにほぐす。
② ①に塩を入れて混ぜる。麹と塩の区別がつかないくらいまで良く混ぜる、塩が下の方に残ることがあるので注意します。
③ 煮た大豆を別のボールでつぶす。
④ 大豆がつぶれたら②のボールに入れて混ぜる。
⑤ ④を丸めて、ぎゅぎゅと握って空気を抜き丸い玉をたくさん作る。
⑥ ⑤をジップロックや容器に隙間のないようにしっかり押して詰める。この時できるだけ空気を抜く。
⑦ 容器であれば上にラップをかぶせ空気に触れないようにする。

保管場所は気温の変化の少ない涼しいところ(18~20℃)で、玄関や床下の収納などが良いと思います。
冷蔵庫に入れるのは好みの味まで熟成してからにしてください。初めから冷蔵庫に入れると熟成が進みません。
食べごろはお好みによりますので、7~8か月がたった時点で味見をして決めてください。
黒っぽいのや緑のカビが発生したらその部分だけ取り除いてください。白いカビは産膜酵母といって食べても害はありません。気になるようでしたらそこも取り除いてください。
さらに気になるようであれば、ジップロックの口の部分、容器の上部やフタを食品用アルコールで
消毒してください。
7~8か月後にはご家庭で手作り味噌を楽しんでいただけることと思います。
これから毎年恒例の行事にしていきたいと思っておりますので、またの機会がございましたら
ぜひご参加下さい。